2020年11月1日（日）、周年記念事業の一環として、災害弱者をテーマとした、本学初の５学部長が揃って登壇するシンポジウムを開催致しました。

　ハイチ地震時に元国際緊急援助隊医療チーム団長として活躍された二石 昌人氏からは、実体験に基づく臨場感あふれるお話を伺うことができました。さらに、住民と接する現場からの声として、愛知県福祉局福祉部障害福祉課社会参加推進担当課長 坂上 滋泰氏、長久手市社会福祉協議会地域福祉係係長兼ボランティアセンター長 輿石 亮氏、愛知県県営住宅自治会連絡協議会会長?「外国人との共生を考える会」会長 川部 國弘氏の３名の方から、現状と現場で抱える課題についてご報告いただき、その後、挙げられた課題等に対し、本学が具体的にどのように向き合えるかについて意見交換を行いました。

　引き続き参加者から挙げられた質問や意見により活発な議論が行われ、今後、本学が、学部間での連携、自治体、企業、地域住民等との連携等により取り組むべきことは何かについて、具体的に考える大変貴重な機会となりました。